Record China 2018年11月25日(日) 8時50分
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23日、捜狐は、ドルチェ&ガッバーナによる「中国侮辱」騒動に関連し、同ブランドのライバルであるルイ・ヴィトンがその存在感を示していると報じた。写真は炎上騒動の報道。
2018年11月23日、捜狐は、イタリアのファッションブランド・ドルチェ&ガッバーナ(D&G)による「中国侮辱」騒動に関連し、同ブランドのライバルであるフランスのルイ・ヴィトンがその存在感を示していると報じた。
記事は、D&Gが今回大失敗をしたのは、宣伝動画を作成したスタッフが中国の文化的背景を十分理解していなかったことが主な原因であるとした上で、「宣伝スタッフは誘因にすぎないとすれば、D&Gの幹部こそが、今回の騒動の引き金であるかもしれない」と指摘した。
続けて、「宣伝動画が物議を醸した後に、幹部がこれを重要視していれば、このような騒動は起きなかったかもしれないが、なんと幹部は無謀な人であった。ネット上で直接ネットユーザーに反論し、自身の誤りについて考えようとしなかったのだ」と伝えた。
記事は次に、D&Gの現在のライバルであるルイ・ヴィトンが存在感を示しており、同社も最近上海で展覧会を開いたと伝えた。会場で陳列されているトランクの中には中国の文房四宝や骨董品の茶杯なども飾ってあり、展覧会を中国文化と西洋文化をミックスさせたものに仕上げているという。
記事はさらに、中国版ツイッターの微博(ウェイボー)に投稿された同社の次の文章を掲載した。「4000年前に、中国人は既に茶器を発明しました。ルイ・ヴィトン上海展覧会では、王徳伝茶荘との合作である喫茶用トランクを展示しています。トランクの中には6種の上質のウーロン茶、1970年代宜興産の私蔵の急須、それに清代の磁器の茶杯が1対収められています。中国の奥深い喫茶文化は歴史に数多くの芸術的輝きを残してきました」。
記事は、「ルイ・ヴィトンのこの宣伝文句は実にすばらしいと言わざるを得ない。ネットユーザーからも続々と称賛の声が上がっており、ブランドの知名度が広がることとなった」とする一方で、「ルイ・ヴィトンのしぶとさは半端ではない」と皮肉るネットユーザーの声も紹介した。(翻訳・編集/林)
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2018/11/24
2018/11/23
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