胡錦濤氏は完全引退か、英紙「大胆な政治的決断」と批評―米華字メディア

Record China    2012年11月15日(木) 11時4分

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13日、胡錦濤氏が総書記を退任し、軍にも影響力を残さない“完全引退”することを海外各国のメディアが報じている。写真は山東省済南市の小学生が制作した中国共産党党旗。

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2012年11月13日、米華字メディア・多維新聞によると、胡錦濤(フー・ジンタオ)氏が総書記を退任し、軍にも影響力を残さない“完全引退”することを海外各国のメディアが報じている。

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英タイムズ紙は中国共産党が第18回党代表大会を開催していることを伝えるとともに、胡錦濤氏が全面的に引退する意向を示したことを伝え、これが事実であるならば胡氏は過去20年で初めてすべての権力を引き渡す最高指導者になると報じた。

また、胡氏は軍事委員会主席に留任することは議論の種になるということを承知していると、香港サウスチャイナ・モーニング・ポスト紙の記事を引用して指摘し、江沢民(ジアン・ザーミン)氏の例を鑑み、得よりも損の方が多いとして、完全に引退することで自身の名声を維持しようとしたとしている。

タイムズ紙は、政治アナリスト・章立凡(ジャン・リーファン)氏の「胡氏は凡庸な最高指導者だったが、すべての権力を引き渡すことを選択したことは彼の政治生活で最大の大胆な決断であり、最大の政治的遺産になる」とのコメントを紹介している。(翻訳・編集/岡田)

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