韓国政府、中国との査証手続の簡略化を決定=観光交流の促進めざす―韓国メディア

Record China    2012年11月15日(木) 22時11分

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14日、韓国政府は中韓間の査証手続をさらに簡略化すると決定。2国間の観光地一体化を目指す。写真は中国山東省で行われた中韓文化交流イベント。

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2012年11月14日、韓国の聯合ニュースによると、韓国政府は中韓間での査証(ビザ)手続をさらに簡略化すると決定。これにより、中韓両国の観光地の一体化を目指すという。環球時報(電子版)が伝えた。

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李明博(イ・ミョンバク)大統領はこの日の会議に出席し、「低価格観光の改善状況と高付加価値観光促進プログラム」の報告を聞いた。統計によると、2007年から2012年に韓国を訪れた日本人観光客は224万人から350万人に増加。これに対し、中国人観光客は107万人から300万に増加し、その上げ幅は日本人観光客を大きく上回っている。2012年に韓国を訪れる外国人観光客の数は、初めて1000万人を突破する見込みであり、中国は韓国にとって最大の市場になるのは確実だ。

中韓両国の観光地一体化を実現するために、韓国政府はまず医療ツアーに参加する中国人観光客に対し、インターネット上での査証手続を可能にする政策を実施。韓国内でトランジットする中国人観光客については査証免除の範囲を拡大するという。同時に中国語の「観光アプリ」を開発し、IT観光ガイドシステムを構築する計画だ。

ツアー商品についても過度の低価格競争を排除するために、韓国政府は無資格ガイドの使用など悪質な内容のツアーを販売した旅行会社に対して、経営資格の取り消しなどの行政処分を下すことを決めた。また、ツアーの標準価格表やモグリの旅行会社リストなどの公表も計画しており、観光業界の経営環境の浄化に努める。このほかにも韓国政府は交通事故の発生を防ぐために、自動電子監視システムの拡大などを計画している。(翻訳・編集/本郷)

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