人民網日本語版 2018年11月24日(土) 0時50分
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元国連大使の谷口誠氏は「中国は経済やテクノロジーの分野で進歩し続けているが、環境や教育、経済、テクノロジーなどの分野で世界最先端を歩む日本は、中国がさらに持続可能な発展を遂げることができるよう貢献することができる」との見方を示した。写真は電気自動車。
元国連大使で、岩手県立大学の元学長である谷口誠氏はこのほど、「世界第2位の経済大国である中国は経済やテクノロジーの分野で進歩し続けているが、環境や教育、経済、テクノロジーなどの分野で世界最先端を歩む日本は、中国がさらに持続可能な発展を遂げることができるよう貢献することができる」との見方を示した。新華社が伝えた。
日中科学技術文化センターは19日、東京で40周記念行事を開催し、谷口氏のほか、同センターの理事長を務める埼玉工業大学の巨東英副学長も参加し、「現在、両国の民間交流は非常に活発で、両国の各分野における協力の前途は明るい。当センターは今後も両国のテクノロジー・文化交流の促進を推進し続けるだろう」と語った。
東京理科大学の藤嶋昭前学長はスピーチの中で、「私の教え子の中国人留学生のうち、3人が中国科学院の院士だ。私自身も中国工程院の外国人院士に選ばれている」としたほか、「論語」を始めとする中国の古典の名著における科学研究と共通する哲理のほか、自著の「やさしい 科学者のことばと論語」、「理系のための中国古典名言集」も紹介した。
同記念行事には、日中両国の専門家や学者約100人が出席し、日中両国が今後、テクノロジーなどの分野の協力を深化させることについて意見を交換した。
日中科学技術文化センターは1978年に設立。日中友好交流に取り組む社会団体である同センターは、「日中両国の科学技術、工業技術交流を促進し、文化交流や相互信頼を強化する」という目標を掲げ、各種活動を展開している。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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