人民網日本語版 2018年11月23日(金) 17時30分
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王毅国務委員兼外交部長(外相)は22日、アミナ・モハメド国連副事務総長と中南海で会談した。中国新聞社が伝えた。
王部長は「国連は多国間主義の旗印であり、多国間メカニズムの核心だ。現在の情勢の下、国際社会は過去のいかなる時にも増して力強い国連を必要としている。多国間主義の最も基本的な道理は、国際的な事は各国が相談して行い、皆の同意したルールに基づき行い、各国の正当な利益と理にかなった懸念に共に配慮する必要があるということだ。安保理常任理事国である中国は自らの国際責任を十分に認識しており、引き続き断固として多国間主義を支持し、国際問題において国連が中心的役割を果すことを支持する。また、最大の発展途上国である中国は、引き続き発展途上国の正当な権益を断固として守り、この世界をより公正なものにするために建設的な役割を果す。中国は気候変動などグローバルな問題で引き続き国連と緊密に協力したい。『一帯一路』イニシアティブは国連の『持続可能な開発のための2030アジェンダ』と高度に符合する。中国側は国連と協力を強化し、『一帯一路』協力を共に推進したい」と述べた。
アミナ・モハメド国連副事務総長は「国連は中国と非常に緊密に協力している。多国間主義が試練に直面する現在は、なおさらにそうだ。中国側は多国間主義と国連の取り組みを断固として支持し、気候変動などグローバルな問題への対処、『持続可能な開発のための2030アジェンダ』の推進のためにリーダーシップを発揮してきた。これは世界にとって重要な意義を持つ。『一帯一路』共同建設は重要なイニシアティブであり、世界の平和及び持続可能な開発の実現の基礎となる。国連は中国側と引き続き緊密に調整・協力することを期待している」とした。(編集NA)
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