Record China 2012年11月16日(金) 0時22分
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13日、韓国人歌手PSYの「江南スタイル」は中国でも大人気。でも毎日100回以上もこの曲を大音量で聞かされた家電売り場の店員は…。写真は「江南スタイル」を踊る海南省海口市の市民。
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2012年11月13日、重慶晨報によると、世界的に大ヒットした「江南(カンナム)スタイル」に毎日苦しめられている女性がいる。
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「江南スタイル」は韓国人歌手PSY(サイ)が歌う大ヒット曲。ミュージックビデオの乗馬ダンスが話題になり、動画サイトYouTubeの再生回数は7億回を突破した。
重慶市内の大型スーパーの家電売り場で働く林静(リン・ジン)さんは、テレビの販売担当。売り場では客が画質を比較できるよう常時テレビをつけっぱなしにしている。普段は映画やサッカーの試合などを流しているので、「少々うるさいけれど耐えられる範囲」だった。しかし、20日ほど前から32インチ型テレビで「江南スタイル」のミュージックビデオを流すように。毎日、毎日、朝から晩まで繰り返し100回以上、大音量で流される。売り場主任の話では、この曲を流すのは客寄せのためであり、ディーラーからの指示があったという。
林さんは今では「江南スタイル」を聞いただけで、吐き気がするようになった。職場には毎日「死ぬ思い」で出かけている。重慶市の心理カウンセラーは「どんなに大好きな曲でも連続して繰り返し大音量で聞けば、それは騒音でしかない。長期間これが続くと、聴力に影響が出るだけでなく、心理的にはイライラや疲れ、生理的には頭痛や吐き気などの症状が現れる」と説明。林さんについては「仕事を変えることができないのなら、スーパー側に『江南スタイル』の再生をやめてもらうしかない」と話している。(翻訳・編集/本郷)
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