国際旅行交易会が開幕、日本は出展を見送る=訪日中国人激減で近隣諸国に恩恵―中国紙

Record China    2012年11月16日(金) 11時8分

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15日、中国国際旅行交易会(CITM)が上海で開幕した。104の国と地域から2514のブースが参加し、中国の長江デルタ地域が独自のブースを設けた。日本からの出展は見送られたが、海外からの出展規模は過去最大を記録した。写真は交易会の出展ブース。

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2012年11月15日、新聞晩報によると、中国国際旅行交易会(CITM)が上海で開幕した。104の国と地域から2514のブースが参加し、中国の長江デルタ地域が独自のブースを設けた。日本からの出展は見送られたが、海外からの出展規模は過去最大を記録した。

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過去最大の規模となった今回の旅行交易会では、中国国内から1582、海外からは932のブースが出展された。だが、日中関係悪化の影響を受け、これまで最大の規模を誇ってきた日本は参加を見送ることとなった。

一方、韓国、ロシア米国、ヨーロッパをはじめ、40の国と地域から1200名以上が招待を受けて出展、自費での参加団体も加わり、大規模な商談が行われた。

交易会関係者は「わが国は、旅行先国として、海外旅行者の数でともに世界第3位に位置し、世界最大の国内旅行市場を形成しつつある。交易会の影響力によって観光資源をアピールし、協力関係を深めようとする国が増加を続けている。海外旅行市場の回復、全世界の旅行業の発展を後押しする役割も果たすことになる」と語った。

日本行き中国人観光客の減少以降、韓国、タイといって近隣市場が大きな恩恵を受けている。タイを訪れる観光客は昨年同期比で42%増、中国人観光客の占める割合が最も高くなっているという。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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