2018年11月24日、脱税事件で世間を騒がせた中国の女優ファン・ビンビン（范冰冰）が、婚約者の俳優リー・チェン（李晨）の誕生日に、中国版ツイッターを通じて祝福のメッセージを公開した。新浪が伝えた。

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リー・チェンが40歳の誕生日を迎えた24日、ファン・ビンビンが中国版ツイッターで、リー・チェンの子どもの頃の写真を公開。さらに「この世は価値がある、お誕生日おめでとう」と短いメッセージを添え、婚約者を祝福した。これに対してリー・チェンも「この世は価値がある」と同じメッセージを返し、2人の愛の深さを示している。

「X-MEN：フューチャー＆パスト」などで知られる国際派女優のファン・ビンビンに、巨額脱税疑惑が持ち上がったのは今春のこと。その後、ファン・ビンビンが行方不明になったことで世界中から注目されたが、10月初めに中国の税務当局が調査結果を公表。ファン・ビンビンに対し、8億8400万元（約147億円）の罰金と追徴課税金の納付を命じている。

年内の支払期限に向けて、全額を納付できるのか注目されているが、リー・チェンは税務当局の結果公表の直後に中国版ツイッターで、「どんなに困難があっても、一緒に乗り越えよう」とのメッセージを公開。ファン・ビンビンと共に歩むことを明らかにしている。

ファン・ビンビンをめぐっては、「X-MEN」などに続いて海外進出4作目となる映画「355」からすでに降板し、制作側は新たにアジア人女優を探しているとの話題も。香港メディアは、今後3年間は中国当局から“封印”されると報じ、それに伴い出演作の中国国内での上映は中止されたまま。今後の復帰は可能としても、過去のような華々しい活躍は見込めないだろうと推測されている。（翻訳・編集/Mathilda）