輸出禁止の和牛精液、あわや中国へ流出=中国ネット「すでにたくさん運ばれてるのでは?」

Record China    2018年11月26日(月) 19時20分

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26日、中国版ツイッターで「日本の国宝級の精液があわや中国へ流入するところだった」とする報道が注目を集めている。資料写真。

2018年11月26日、中国版ツイッターの微博(ウェイボー)で、「日本の国宝級の精液があわや中国へ流入するところだった」とする報道が注目を集めている。

新浪新聞や観察者網など中国メディアのウェイボーアカウントは、日本農業新聞の26日付報道を引用し、「和牛は日本の貴重な資源で、その精液は輸出禁止だ。だが今年、自称大阪府在住の男性が中国入国時、冷凍した和牛精液の入ったストロー数百本を所持しているのを発見された。日本の検査はすり抜けており、検査体制の甘さが浮き彫りになった。畜産関係団体は、和牛精液が流出し他国で生産が広がれば日本の畜産農家は大打撃だと危惧している」と伝えた。

この報道のコメント欄には、中国のネットユーザーから「それが見つかったということは、すでに多くが運ばれていると推定される」「これまで一度も流入に成功しなかったとは絶対に信じない」「もう何年も前に中国初のクローン和牛が誕生したんじゃなかったっけ?」という声が上がっていた。

また、「日本から持ち込むのが無理なら、オーストラリアへ行けばいい」というコメントに対しては、「知的財産権意識がないならもういいよ。他人の食用牛まで盗もうとするなんて恥知らず極まりない国だ」と批判する人もいた。

ほかには「俺たちの国宝を日本に貸しているじゃないか」「中国のジャイアントパンダが日本で人工授精の麻酔中に死亡したというニュースを思い出した」という声もあった。(翻訳・編集/柳川)

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