人民網日本語版 2018年11月26日(月) 20時0分
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「中国報道官フォーラム2018」(主催:中国国務院新聞弁公室)が25日に北京大学で開かれ、政府機関と企業の報道官、専門家、学者が一堂に会し、新時代における中国の報道官制度の行方について議論した。
「中国報道官フォーラム2018」(主催:中国国務院新聞弁公室)が25日に北京大学で開かれ、政府機関と企業の報道官、専門家、学者が一堂に会し、新時代における中国の報道官制度の行方について議論した。中国新聞社が伝えた。
1983年2月、中共中央宣伝部と中共中央対外宣伝指導グループは「『報道官制度設置』の実施と外国記者に対する取り組みの強化に関する意見」を通達。外交部(外務省)と対外交流の多い国務院各機関に対して報道官制度を設け、定期または不定期に報道発表を行うよう指示した。外交部の耿爽報道官は「中国の報道官制度は35年間の非凡な道程を歩んできた。今日、外交部報道官はすでに国のイメージを示す重要な窓口、中国の声を発し、中国のストーリーを語り、中国と世界をつなぐ重要な紐帯となっている。現在外交部は毎年3000回余り対外発表を行い、200回以上の記者会見を行っている」と指摘した。
国務院新聞弁公室は2004年から2017年まで14年続けて報道官名簿を公表。第1回公表時の75人から現在は244人まで増え、政府は報道発表能力を高め続けている。
もちろん、中国の報道官制度にはまだ大幅な向上の余地がある。国家安全生産監督管理総局の黄毅元報道官は「報道官制度が実行されない状況があると同時に、報道官の権利・義務・権益が保障されず、全体的資質も向上が待たれる」と指摘。会議参加者は「公開を常態、非公開と例外とする」との目標を達成するには、まだやらねばならない事が多くあると指摘した。「1980年代以来、報道官制度は重要な役割を発揮してきた。現在はメディア融合の趨勢に基づき、報道官制度を整備・革新してはじめて、伝播力、誘導力、影響力、信用度を高め続けることができる」と、北京大学国家戦略伝播研究院の程曼麗院長は指摘した。(編集NA)
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