人民網日本語版 2018年11月26日(月) 18時40分
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ここ数年、オンラインショッピングがますます好まれるようになってはいるが、「ブラックフライデー」には多くの米国の消費者が昨年に引き続いてオフラインショッピングを選び、14時間も行列に並んだ人もいる。
米国の商業施設は毎年11月の第4金曜日にセールを開始する。この日は「ブラックフライデー」と呼ばれ、クリスマスの買い物シーズンの始まりでもある。今年の「ブラックフライデー」は23日、感謝祭は22日だった。
米AP通信の報道によれば、ミネソタ州ブルーミントン市のショッピングセンター「モール・オブ・アメリカ」では、感謝祭の22日午後4時頃、店の外に行列が出現した。翌23日午前6時の開店時には、行列は約3千人にふくれあがっていた。
オハイオ州では、商業施設から近ければ近いほど買い物に有利として、感謝祭の夜にホテルに泊まる人までいたという。
メイシーズ、ウォルマート、ターゲットなど各社は、感謝祭の夜に一部店舗でセールを開始すると決定。ところが、コロラド州デンバー市のミシェル・ワイズさんは、企業のこうした決定を快く思っていない。
ミシェルさんは、「木曜日の買い物はボイコットする。(金曜日は)家族にとって大事な日で、みんなで楽しく過ごす」と話し、ブラックフライデー当日は、16歳と14歳の娘たちをつれて街歩きを楽しんだという。
AP通信によれば、クリスマスの買い物シーズン消費は米国経済にとって一つの「挑戦」だといえる。個人消費支出は米国経済で約70%を占めるからだ。
米商務省が10月26日に発表したデータでは、第3四半期の米国の経済成長に対する個人消費支出の寄与度は2.69ポイントになる見込みだ。
全米小売業協会の予想では、クリスマスの買い物シーズンの小売額は7200億ドル(約81兆4680億円)を超え、17年同期に比べて4.8%増加するという。
「ブラックフライデー」当日の午前5時40分頃、デンバー市のジーン・ブライアンさんは娘と娘の友だちと一緒に商業施設の前に並んでいた。6時に店が開くと、3人は一斉に店内に駆け込んだ。
ブライアントさんによると、「これでクリスマスシーズンが来たという感じがする」のだという。(編集KS)
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