違法爆竹工場爆発、作業員と通行人が死亡―湖南省醴陵市

Record China    2007年3月22日(木) 13時19分

拡大

2007年3月19日朝、湖南省醴陵(れいりょう)市大障村にある石冲爆竹工場が違法に設置した作業場が突然爆発し、作業員1名と通行人1名が死亡した。

(1 / 4 枚)

2007年3月19日朝、湖南省醴陵(れいりょう)市大障村にある石冲爆竹工場が違法に設置した作業場が突然爆発し、作業員1名と通行人1名が死亡した。

その他の写真

事故現場は廃校になった小学校で、爆発により建物のかなりの部分が吹き飛んだ。現場には爆竹の紙くずがいたるところに散らかっている。村民の目撃証言によると、朝9時ごろに工場が突然爆発し、工場で働いている38歳の女子作業員李桂雲(リー・グイユィン)がその場で死亡。たまたま近くを通りかかった32歳の養鶏場オーナー陳勇(チェン・ヨン)は爆発によって生じた瓦礫に埋もれた。駆けついた村民らは急いで彼を救出しようとしたが、彼の体を掘り出した時にはすでに死亡していたという。

この爆竹工場は3月15日から操業したばかり。事故発生後、現地政府と関係部門はこの事態を重視し、救急部門を組織するとともに、村中にある爆竹工場の全面的検査を行うことにした。現在、遺族はそれぞれ3万元(約45万円)の埋葬費を受け取っており、損害賠償についてはまだ交渉中だ。違法な作業場の責任者はすでに拘留されている。事故の原因はまだ明らかになっていない。(編集・佐々木康弘)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携