中国のB2C市場、2013年にも日本を抜いて世界2位となる見込み―米調査企業

Record China    2012年11月19日(月) 12時56分

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14日、中国の消費者は、オンラインショッピングの普及によって、商品購入の際に詳細に比較検討する習慣が生まれてきたようだ。市場規模も急速な勢いで拡大している。写真はアリババ傘下のB2C電子ビジネスプラットフォーム・Tモール(天猫)。

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2012年11月14日、中国の消費者は、オンラインショッピングの普及によって、商品購入の際に価格や品質・性能などを詳細に調べ、比較検討する習慣が生まれてきたようだ。市場規模も急速な勢いで拡大している。米調査会社eマーケターの調査報告を、中国の電子商取引大手アリババグループ傘下のアリ・リサーチが伝えた。

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中国のオンラインショッピング利用者数は、2012年内にも2億2000万人に達する見込みで、米国の1億5000万人を大きく上回っている。オンラインショッピングを年1回以上利用する14歳以上の利用者は、2016年までに4億2340万人となる推算もある。

2011年、中国では企業間電子商取引(B2C)の市場規模が553億7000万ドルに達し、前年比103.7%の成長率をみせた。2012年も引き続き94.1%の成長を見込み、市場規模は1075億ドルに達すると考えられている。中国のB2C市場は、アジア太平洋地区では日本に次ぐ2番目の市場規模で、全世界では4位。2013年には日本を抜いて英国に替わり世界2位になると見込まれる。しかし、市場の成長につれ、ニセモノ商品の取引などが問題化し、価格競争なども含めて市場の整備が急務となってきている。

また、中国市場への外資の参入は難しい状況だ。検索エンジン、ソーシャルネットワークサービス(SNS)、インスタントメッセンジャーなど各種サービスは国内企業の独占状態となっている。(翻訳・編集/愛玉)

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