Record China 2012年11月19日(月) 19時28分
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31日、中国国営・新華社通信の記事で、渡米経験の豊富なある記者が、滞在先で感じた10の違和感を紹介した。写真はニュージャージー州。大型会員制スーパー・コストコホールセールで買い物をする中国系移民。
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2012年10月31日、中国国営・新華社通信は「中国人がアメリカ移民後に感じるさまざまな“不慣れ”」と題した記事を掲載。渡米経験の豊富なある記者が、滞在先で感じた10の違和感を紹介した。
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筆者はごく標準的な中国人で、これまでにニューヨークやロサンゼルス、シカゴなどの大都市からオーランド(フロリダ)、セントルイス(ミズーリ)、バーミンガム(アラバマ)など多数の地方都市を訪問した経験から、米国の風土や習慣でどうしても慣れない物を10項目挙げた。
1.青々と澄み渡った空
米国各地で降雨量が少ないことも原因だろうが、どんな大都市でも毎日のように真っ青な空が見られる。これは北京や上海では考えられないことだ。
2.塵もホコリもないきれいな空気
1日中外出して帰った後も、靴が汚れていない。鼻の中がススで汚れていることもない。どこに行ってもさら地がなく、青々とした草地や樹木に覆われているからだろうか。
3.人々が礼儀正しすぎる
都市でも地方でも、店員でも警官でもドライバーでも門番でも、目が合えば誰でもあいさつする。何をしても「ありがとう」と言われ、必ず「どういたしまして」と返す。
4.譲り合うドライバーたち
車社会のアメリカで、横入り運転や信号無視などを一度も見たことがない。車より歩行者優先なのは絶対的原則であり、また、シートベルト着用の習慣も当然のように普及している。
5.衣料や食料が安すぎる
全国各地にはウォルマートを代表とする大規模なスーパーマーケットのチェーン店があり、食品や衣類がとにかく廉価で手に入る。庶民の平均月収が3000ドルの国で、2リットル入りのコーラが1ドル以下、Tシャツ1枚が10ドル以下である。
6.オーガニック食品信仰
スーパーに並ぶ多くの食品が米国農務省が認定するオーガニック食品であり、しかも価格設定が高いわけではない。2リットル近い有機豆乳が2.5ドル程度である。
7.水道水が直接飲める
ホテル、レストラン、オフィス、家庭、そして公衆トイレまで、どの蛇口をひねっても飲める水が出てくる。しかもカルキくさくない。
8.どんなへんぴな場所でもマクドナルドとウォルマートがある
アラバマ州にある人口6000人程度の街に滞在した時も、インフラやサービス面で何の不便も感じなかった。大手のスーパーやファストフード店が揃い、都市と地方の格差など微々たるものだ。
9.都市部の週末は静まり返っている
都市部の週末はにぎやかで、ショッピングや娯楽に興じるものだと思い込んでいた。しかし、こちらの地方都市は、週末ともなると人出は平日以下。ショッピングモールも早々に店じまいし、日曜日はすべて閉店してゴーストタウンのようになる。日曜は教会へ行き、家族と過ごす日だからだ。
10.飲み物は何でも氷入りで、しかも氷水はどこでもタダである
家庭でも外食でも、飲み物はいつでも氷入り。しかも水であればどこでもタダなので、節約好きのアメリカ人はとにかくどこでも氷水である。(翻訳・編集/愛玉)
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