人民網日本語版 2018年11月28日(水) 17時40分
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標高世界一の天文科学普及ステーション「ガリ天文台科学普及ステーション」が27日、西藏(チベット)自治区ガリ地区で発足した。中国科学技術協会が建設を支持し、国家天文台が協力し、中国科学技術館、チベット科学技術協会、ガリ天文台、ガリ地区が共同実施した。
標高世界一の天文科学普及ステーション「ガリ天文台科学普及ステーション」が27日、西藏(チベット)自治区ガリ地区で発足した。中国科学技術協会が建設を支持し、国家天文台が協力し、中国科学技術館、チベット科学技術協会、ガリ天文台、ガリ地区が共同実施した。人民日報が伝えた。
ガリ天文台はチベット・ガリ地区に位置し、標高は5000メートル以上。現在、25−50センチ口径望遠鏡が8台設置されている。天文観測条件は良好で、中国の重要な天文観測・科学研究拠点になっている。ガリ天文台を支えとして、中国人科学者は「墨子号」衛星の量子テレポーテーション実験に成功し、そして宇宙の原始重力波検出・試験ステーションを建設中だ。
ガリ天文台は独特な地理的優位性と豊富な科学技術革新活動により、中国の貴重な科学普及資源になっている。「ガリ天文台科学普及ステーション」は、標高世界一の独自色を持つ天文科学普及教育拠点だ。同ステーションはさらにインターネット技術を十分に活用し、オンライン天文科学普及プラットフォームを建設する。将来的に世界の天文愛好家は外に出なくても、同プラットフォームで望遠鏡を遠隔操作し、チベット高原の星空と天体をリアルタイムで観測できるようになる。(編集YF)
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