2012年11月19日、韓国・聯合ニュースによると、韓国から海外へ留学する人と海外から韓国へ留学する人の数がいずれも減少した。今年4月1日の時点で海外の高等教育機関で学ぶ韓国人留学生の数は15万4178人で、前年比6．1％減となり、7年ぶりに減少に転じた。中国新聞社が伝えた。

【その他の写真】

海外の大学で語学研修を受けている韓国人留学生は8万5000人で、2011年の9万8296人から13．5％減少。専門課程の学歴に加えて語学研修を行っている韓国人留学生は23万9213人となっており、留学先として最も多いのは米国（30．7％）で7万3351人。次いで中国（26．3％）、日本（8．4％）、オーストラリア（7．2％）、英国（5．3％）、ニュージーランド（3．4％）などとなっている。英語圏へ留学する人は13万1878人で半数以上を占めている。

韓国に留学する海外の学生も減っている。韓国の大学で専門課程に留学している人は6万589人で、前年比4．8％減少した。語学研修を行っている外国人留学生を加えても合計8万6878人で同3％の減少。最も多いのは中国人留学生で5万5427人（63．8％）。次いで日本人留学生（4．7％）、モンゴル人留学生（4．4％）、米国人留学生（3．1％）、ベトナム人留学生（2．8％）などとなっている。

中国人留学生は2005年の時点では2万2526人だったが、高等教育への需要と韓流ブームを背景に2011年には8万9537人にまで増加していたが、今年初めて減少に転じた。（翻訳・編集/岡田）