2012年11月18日、今年に入って相次いで兵役に就いた台湾の男性スターたちが、入隊後のスマートな制服姿で汚名挽回。人気が急上昇している。聯合報が伝えた。

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目下のところ成人男性の兵役義務がある台湾では、一部の男性タレントがさまざまな手段を弄して兵役を回避してきたことが社会の大きな関心事になってきた。昨年は社会の非難がいっそう高まり、政府機関の内政部役政署も苦言を呈し、メディアも兵役回避中のタレントをブラックリストにして公開するほど。年貢の納め時と見たのか、今年に入ってからミン・ダオ（明道）、イーサン・ルアン（阮經天）、ジョセフ・チェン（鄭元暢）と、人気俳優が続けて兵役に就いた。

“兵役逃れ隊長”と呼ばれたミン・ダオは、デビュー以来11年間にわたって計5校の大学や専門学校を転々とし、学籍を確保しながら俳優業を続行。“最もお勉強の好きな俳優”などと、世間からの冷たい視線も浴びたが、今年2月にようやく1年間の兵役に出発した。

ブラックリストに挙げられていたジョセフ・チェンも、今年8月に入隊した。新兵の訓練期間を終え、海巡署に配属されている。ようやく重い腰をあげた彼らに、当初は世間も非難ごうごうだったが、先日になってあるメディアが、閲兵式で行進するミン・ダオの爽やかな軍服姿を報道。さらにジョセフも、5分刈りの頭に軍服、メガネ姿の写真がネット上に掲載され、話題になった。りりしい姿を見せる彼らに、世間からの評価は急上昇。ミン・ダオの所属事務所によると、来年1月に除隊になるが、すでに仕事のオファーが続々と舞い込んでいるという。（翻訳・編集/Mathilda）