Record China 2018年11月30日(金) 15時20分
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27日、中国新聞網は、貴州省の病院で出生後に看護師から「男の子」と言われた赤ちゃんが、数時間後に「女の子」として戻ってくるトラブルが発生し、病院と家族が親子鑑定を依頼したと報じた。
2018年11月27日、中国新聞網は、貴州省の病院で出生後に看護師から「男の子」と言われた赤ちゃんが、数時間後に「女の子」として戻ってくるトラブルが発生し、病院と家族が親子鑑定を依頼したと報じた。
現地時間22日午前0時54分、同省貴陽市の総合病院で赤ちゃんが誕生した。生まれた際に看護師は家族に「男の子です」と伝えたが、その約7時間後、入浴などを済ませて家族の前に現れたのは女の赤ちゃんだった。
家族に「男の子です」と伝えた看護師の黄さんは「仕事を始めて1カ月あまりで、出産当時母体の状態が良くなかったのでとても緊張していた。緊張のあまり、お腹から出てきた子の性別を確認するのを忘れ、他のスタッフが男の赤ちゃんの話をしているのを聞いて、生まれたのは男の子だと思ってしまった」とし、自分のミスであると説明。また、産婦人科の看護師長は「その日の夜に生まれた赤ちゃんは1人だけで、赤ちゃんを取り違えたということはあり得ない」とした。
病院は直ちに父親に状況を説明し、謝罪するとともに、問題解決の方法を提起したが、家族側は「これは費用の問題でもないし、わが子が男か女かも大きな問題ではない。一番大事な問題は、この子が本当に自分たちの子なのかということだ」と反発した。
双方の話し合いは平行線をたどり、連絡を受けた警察官の仲裁を経て、双方は共同で貴州医科大学の法医学鑑定センターでDNAによる親子鑑定を委託することで決定。鑑定は病院側の費用で行われ、現在結果が出るのを待っている状況だ。
鑑定結果は、鑑定委託書が効力を生じてから15営業日後に発表されるという。同市南明区の当局関係者は「本当の親子との結果が出れば問題ないが、そうでなかった場合は刑事案件として警察に引き渡す」と語っている。(翻訳・編集/川尻)
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