人民網日本語版 2018年11月30日(金) 23時40分
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首都経済貿易大学、社会科学文献出版社は29日に北京で、「中心業務地区(CBD)青書:中心業務地区産業発展報告(2018年)」を共同発表した。
首都経済貿易大学、社会科学文献出版社は29日に北京で、「中心業務地区(CBD)青書:中心業務地区産業発展報告(2018年)」を共同発表した。報告では、中国の主要CBDは総合的に発展して、互いに追いつき追い越そうとする状態にあり、中でも深セン市福田区の深セン福田区CBDは最も価値が高いと指摘された。中国新聞網が伝えた。
中国のCBDは1980年代に計画・建設が始まり、それ以降、良好な発展を遂げてきた。CBD建設は都市の商業・貿易・経済の発展を促す上でプラスになるだけでなく、モデル効果や波及効果によって周辺都市の発展も促すことになる。
同報告は、「CBDは都市の経済、文化、教育などの集積地であり、都市経済の核心となる部分であり、都市発展がもたらす最高の魅力を代表するものであり、都市発展レベルの重要な指標だ。そこでCBDの高い品質の協調ある発展が、中国経済の高い品質の発展を推進し、現代化経済システムを加速する上でなによりも重要になる」と指摘した。
同報告は中国都市商業魅力番付に基づいて一線都市4都市、新一線都市10都市、二線都市1都市のCBDを選定し、青書総合発展指数を構築・算出して、2014〜16年のCBDの発展状況や発展傾向について全面的・総合的な評価を行った。その結果、中国の主要CBDは総合的に発展して互いに追いつき追い越そうとする状態にあることがわかり、中でも北京市の北京朝陽区CBD、上海市の上海浦東新区CBD、広州市の広州天河CBDは同指数の上位3位に並んだ。
一方で、14〜16年には15都市のCBDの外部への波及力と水準が上昇し、一線都市の波及力・水準は全体として新一線都市を上回ったが、新一線都市のうち天津市の天津浜海新区CBDは発展のペースが非常に速く、波及力を示す指数が新一線都市の中で突出したほか、他の新一線都市も波及力と水準がさらに上昇する可能性があることがわかった。
また、各CBDでは都市部の高層建築経済がさまざまなレベルで発展した。深セン福田区CBDは税収が最多で1億元(1元は約16.3円)を超え、上海浦東新区CBDは2位、北京朝陽区CBDは3位だった。15年の統計データをみると、深セン福田区CBDは1111億元を納税して寄与度は1位になり、中国で最も価値が高いCBDになった。
同報告では、「現在の中国CBDの高層建築経済の発展はさまざまな挑戦に直面しているため、スマート高層建築の建設を加速し、オフィスとビジネスの融合発展を強化し、都市再開発を加速し、誘致力や誘致における信用レベルを強化し、オフィスビルと商業ビルの統一・協調に関連したサービスを深化させることが、高い数量から高い品質へと転換するCBDの発展段階をサポートすることになる」と分析されている。(編集KS)
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