2012年11月21日、韓国・中央日報によると、韓国の各証券会社はこのほど発表した報告書「2013年証券市場展望」で、今後急拡大が予想される中国の中産階級をターゲットにした企業戦略を打ち出すべきだと提言した。環球網が伝えた。

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米コンサルティング会社のマッキンゼー・アンド・カンパニーはこのほど発表した報告書で、中国都市部の全人口に占める中産階級の割合は現在の6％から20年には51％、1400万世帯から1億6700万世帯（約4億人）に激増すると予測。米ボストン・コンサルティング・グループも先週発表した報告書で、中国の富裕層が現在の1億2000万人から20年には2億8000万人に増えるとみている。2社とも「中国の消費者は有名ブランドだけ追うのをやめ、幅広い銘柄に注意を向けるようになる」と分析した。

これに対し、韓国中央日報は、韓国企業も中国中産階級向けのビジネス戦略を考えなければならないと指摘。「高付加価値の製品を打ち出せた企業が業績を伸ばすだろう」と予測した。（翻訳・編集/AA）