中国の貿易額増加率、2013〜15年は12%に―HSBC

Record China    2012年11月23日(金) 9時51分

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20日、HSBCは最新の報告書「グローバル貿易展望」を発表し、2013年の世界貿易額の増加率は5%に達し、その後2年間にわたり小幅増を維持すると予想した。写真は北京。

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2012年11月20日、HSBCは最新の報告書「グローバル貿易展望」を発表し、世界経済の先行きはまだ不透明だが、アジアなどの新興市場の成長により、2013年の世界貿易額の増加率は5%に達し、その後2年間にわたり小幅増を維持すると予想した。国際金融報が伝えた。

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中国本土に関しては、外部需要の疲弊などの要因により今年の輸出額増加率が低下するが、経済の安定化に伴い、2013〜15年の輸出額の年間平均増加率は12%に達する見通しとした。

HSBC(中国)有限公司グローバル貿易・融資業務部の欧陽博思(オウヤン・ボースー)総監は、「欧州債務危機米国経済低迷などの影響を受け、今年より中国の貿易額増加率がやや低下しているが、これは一時的なものだ。中・長期的なスパンで見ると、中国は持続的な成長および新興市場との貿易により、貿易額の増加に向けた強い原動力を維持するだろう。また、中国による内需けん引の措置もその他の市場の貿易額の増加を促し、世界の企業に対して事業拡大の機会をもたらす」と分析した。

中国は貿易のバランス化、輸入促進の措置をとり続けており、その他の市場(特に欧米などの先進国市場)に利益をもたらしている。同報告書は、「米国の対中国輸出額は今後3年にわたり年間平均10.4%の増加率を維持し、2016〜20年はこれが12%に上昇する。英国の対中国輸出額の増加率は、今後3年の年間平均9.9%から、2016〜20年の11.1%に上昇する」と予想した。

同報告書はHSBCがオックスフォード・エコノミクスに委託しまとめられたもので、今後の貿易すう勢を分析し業界の参考とすることを目的としている。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/内山)

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