「最もハチャメチャな立ち退き拒否」がつくりだした奇妙な都市の風景―浙江省温嶺市

Record China    2012年11月23日(金) 0時25分

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21日、中国・浙江省温嶺市で「最もハチャメチャな立ち退き拒否住民」が出現したと報じられた。ほぼ完成した幅数十メートルの道路に、まるで中洲のようにポッカリと建物が残っている。

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2012年11月21日、中国・浙江省温嶺市で「最もハチャメチャな立ち退き拒否住民」が出現したと報じられた。チャイナフォトプレスの報道。

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温嶺市では長距離列車の駅前に大通りを整備するため、周辺の建物に立ち退きを要求したが、いまだ4棟の建物では入居住民の一部がこれを拒否している。そして、これらの建物だけを残して道路工事を強行したものだから、トンデモナイ事態になっている。

ほぼ完成した幅数十メートルの道路。その真ん中に、まるで中洲のようにポッカリと建っている4棟の建物。中にはまだ生活をしている住民がいる。こうした“立ち退き拒否”のケースは中国国内ではたびたびニュースとなる。都市開発計画や公共施設、大企業の工場建設によって移転を求められた住民が強固にこれを拒むわけだが、その理由は明確。立ち退きによって支給される補償金の金額が不満だからである。こうした人々は近年、「釘子戸(クギ世帯)」と呼ばれている。(翻訳・編集/愛玉)

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