海外ブランドがまた中国撤退を表明―中国メディア

Record China    2018年12月3日(月) 8時0分

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29日、中国メディアの金十数據は、海外ブランドがまた中国からの撤退を正式に表明したと報じた。資料写真。

2018年11月29日、中国メディアの金十数據は、海外ブランドがまた中国からの撤退を正式に表明したと報じた。

記事によると、イギリスのファストファッションブランド、Newlookはこのほど、中国からの撤退を正式に表明した。年内にも120店舗余りを閉店させるという。

中国市場に進出したのは14年だった。ライバルブランドであるスペインのZARAが06年に中国へ進出したのに比べると出遅れたが順調に店舗を増やした。15年には南アフリカの投資会社に買収されたのを契機に「3年で500店」を目標に掲げた。

しかし、ZARAやGAPと比べ知名度が低いことなどから出店ペースは上がらず、店舗数は200店を下回っていた。もともと若者向けで低価格のため利幅が小さい上に、他ブランドとの差別化が難しく、競争も激化したことが撤退につながったとみられる。

イギリスのファッションブランドは、ASOSやマークス&スペンサー、TOPSHOPなどが相次いで中国市場から撤退しており、Newlookまでも同じ道を歩むことになった。(翻訳・編集/岡田)

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