Record China 2018年12月19日(水) 9時50分
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18日、韓国メディアは、韓国の卓球界が東京五輪を前に、「指導法を変えなくては」と憂慮していると報じた。資料写真。
2018年12月18日、韓国・YTNによると、韓国の卓球界が約1年半後の東京五輪を前に、日本のような指導法に変えなければならないとの考えを示している。
今月13日から16日まで韓国で開催された2018ITTFワールドツアーグランドファイナルで日本人選手が中国人選手を抑えて男子シングルスと女子ダブルスで優勝したことや、先月のスウェーデンオープンで伊藤美誠が女子シングルスで優勝したことをきっかけに、韓国卓球界では「指導法を変えなくてはならない」という声が上がっているという。
記事は「日本の卓球界は選手1人を技術担当のコーチ、ベンチコーチ、トレーナーの計3人がサポートしている」とし、「これは代表チームの1年の予算が約20億ウォン(約2億円)であり、スター選手には数億ウォン台のスポンサーと中国人コーチがつく日本卓球のシステムにより可能な体制だ」と伝えている。一方、韓国卓球界で目立った選手は男子のチャン・ウジンしかいないという。
そのためポスコエナジーのキム・ヒョンソク監督は「1人のコーチが数人の選手を教えるのではなく、1人の選手に専門的なコーチをつけて技術向上を図らなければ」との考えを示しているという。
これに対し、韓国のネット上では「学ぶべきことは学ばないと。日本の卓球は長足の進歩」「伊藤美誠は本当に上手い」「日本の投資と戦術は学ぶべき」といった肯定的なコメントもある反面、「いいんだけど、お金は?ここが日本か?」「そのお金で一般市民が運動できる場所でも作って」「1人の選手を育てるのにどれだけお金がかかるっていうの」「日本は伝統的な卓球強国。スポーツのファンダメンタルズが違うのに、同じような結果を期待したら駄目」「庶民たちの経済支援が優先。卓球選手に数億ウォンかけたら庶民の暮らしが良くなるっていうのか?」などのように、日本の指導法を真似するのは韓国の経済的に難しいとの声も多く上がっている。(翻訳・編集/仲野)
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