空母への離発着に成功したパイロットたちは、宇宙飛行士並みの選抜を経たエリートぞろい―中国

Record China    2012年11月26日(月) 10時14分

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25日、中国新聞網は記事「J−15艦載機パイロットの選抜・育成の難度は宇宙飛行士並」を掲載した。予想をくつがえし就役2カ月での離発着を成功させた中国人民解放軍。操縦を担ったのは厳しい条件をくぐり抜けたエリートパイロットだ。資料写真。

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2012年11月25日、中国新聞網は記事「J−15艦載機パイロットの選抜・育成の難度は宇宙飛行士並み」を掲載した。

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今年9月末、中国人民解放軍初の空母・遼寧号が就役した。旧ソ連の建造中の空母を改造したものであること、中国が空母運用の技術・ノウハウを持っていないことから、戦力になるどころか艦載機の離発着すらままならないのではとの見方もあったが、就役からわずか2カ月しか経っていない今、中国は離発着訓練の成功を発表している。

艦載機であるJ−15を駆るパイロットたちは厳しい選抜を経て選び抜かれた精鋭たち。35歳以下、5機種以上の操縦経験、飛行時間1000時間以上、うち第3世代戦闘機の飛行時間が500時間以上、重要演習への参加経験、肉体的精神的な素質などが基準となる。その選抜、育成の難易度は宇宙飛行士のそれに劣らない。

J−15は中国が初めて生産した艦載機。「中国が完全な知的所有権を有する」とアナウンスされているが、ロシアのSu−33の試作機をウクライナから輸入しコピーしたものと見られている。(翻訳・編集/KT)

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