2018年12月5日、中国中央テレビ（CCTV）スポーツチャンネルの微博アカウント央視体育は、負傷によりフィギュアスケート・グランプリファイナルを欠場する羽生が見せた「他人に弱みを見せない」一幕を紹介した。

記事は、日本の女性週刊誌の報道を引用。負傷した羽生が帰国した際、スタッフが車いすの使用を提案したところ、羽生が「他人に弱いところを見せたくない」と断ったと伝え、関係者が「たとえ負傷していても、羽生は強い王者としての自分でいたいと思っている」と語ったと伝えている。

中国でもファンの多い羽生。中国のネットユーザーからは「さまざまな不公平や不幸を経験してきても、彼はいつも私たちに笑顔を見せてくれる」「繊細な体に宿る鋼の意志。一日も早く回復しますように」「ゆづのおかげで、自分もいろいろな困難を克服しようと頑張れている」「今日も羽生結弦に感動させられた」といったコメントが寄せられた。

一方で、「引用元が日本のゴシップ雑誌だから、この話はあくまで参考程度と考えた方がいい」「ゴシップ誌の情報を天下のCCTVが流すとは……」「そうだよね。確か去年は車いすで空港に姿を見せたもの」など、情報に対して冷静な姿勢を見せるユーザーも少なからず見られた。（翻訳・編集/川尻）