中国人女性144人がだまされてシンガポールで売春―中国メディア

Record China    2018年12月7日(金) 0時50分

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3日、中国新聞網は、シンガポールで大規模な買春犯罪の取り締まりが行われ、中国人女性144人が犯罪グループにだまされて売春行為に及んでいたことが発覚したと報じた。資料写真。

2018年12月3日、中国新聞網は、シンガポールで大規模な買春犯罪の取り締まりが行われ、中国人女性144人が犯罪グループにだまされて売春行為に及んでいたことが発覚したと報じた。

中国の公安部刑事偵査局の微信(WeChat)アカウントが3日に発表した内容によると、中国公安当局とシンガポールの警察当局が先日合同の取り締まりを実施し、中国人女性をだましてシンガポールで売春させていた犯罪グループを摘発。30人の容疑者が逮捕された。

中国の公安当局は今年3月、「人身売買事件を捜査していたところ、犯罪グループが微信などを通じて100人規模の中国人女性をシンガポールに連れて来させ、売春させていたことが分かった」とシンガポールの警察当局から連絡を受けた。公安部は直ちに広東省、江蘇省の公安機関を配備して捜査を開始したという。

そして先月22日、容疑者を特定した中国の公安機関とシンガポール警察が統一摘発を実施し、主犯の周(ジョウ)・朱(ジュー)両容疑者を含む30人を逮捕。同時に、現地で売春を行っていた中国人女性が144人にのぼったことを明らかにした。

調べによると、周容疑者らはシンガポール国内の犯罪グループと手を組み、高い収入が得られる出稼ぎ労働と称して女性らを集め、偽造書類でシンガポールの就労ビザを取得させてシンガポールに入国させた後、売春行為によって不法な収益を挙げさせていたものとみられる。(翻訳・編集/川尻

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