2018年12月7日、「日本政府が中国通信機器大手の華為技術（ファーウェイ）と中興通訊（ZTE）の製品を調達から外す」とのニュースに、中国のネットユーザーが反応を示している。

新浪新聞の中国版ツイッター・微博（ウェイボー）アカウントの微天下は日本メディアの報道を引用し、「日本政府はファーウェイとZTEの製品を事実上、調達から外す方針を固めた」と説明。「担当者による会議が10日にも開かれる」とし、「日中関係に配慮する日本側は2社を名指しせず、『安全保障上の考慮』というような表現を使う見通し」とも伝えた。

ファーウェイをめぐっては、「米政府の要請を受けたカナダ当局が今月1日、孟晩舟（モン・ワンジョウ）副会長兼最高財務責任者（CFO）をバンクーバーで逮捕した」との報道が世界に衝撃を与えたばかりだ。日本政府による2社製品の排除に対し、中国のネットユーザーからは「西側はファーウェイを全面的にボイコットしている。中国政府は見て見ぬふりをすべきではない」「日本は米国の言いなりだ」「予想通り。アジアで一番聞き分けがいいのは日本と台湾。韓国は反抗することも」「中国人が日本製品のボイコットを始めると『理性的な愛国』を求める声が上がる。日本によるボイコットにわれわれはどう反応すればいい？」「下劣な政治的意図がないことを願う」「全世界がファーウェイを排除してもわれわれが使えば世界1位であり続ける」などの声が上がっている。（翻訳・編集/野谷）