Record China 2018年12月29日(土) 18時30分
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環球網は26日、サムスンとファーウェイが来年スマートフォンのシェア1位の座をめぐる激しい戦いを繰り広げることになると報じた。写真はファーウェイの店舗。
環球網は2018年12月26日付で、サムスンとファーウェイが来年スマートフォンのシェア1位の座をめぐる激しい戦いを繰り広げることになると報じた。
記事はまず、iPhone Xを発表して間もないアップルについては来年特に大きな変化がないと予測。激しい争いはスマホ出荷量の1位と2位を争うサムスンとファーウェイとの間で展開されることになり、「両者の対決は2019年の『興味深い出来事』の一つになるだろう」と予測した。
そして、両者がいずれも折り畳み式のスマホを発売する計画を立てていると紹介。その背景には、世界のスマホ市場が停滞状況にあること、消費者の考え方に変化が生じ、以前のようにあらゆる最新型のモデルを競うように買う傾向が弱まったことがあるとし、折り畳み式スマホは新たな購買意欲を呼び覚ますためのものだ主張した。
米国やその関係国で情報の窃取が指摘されるなど、不利な状況に立たされているファーウェイだが、記事によるとスマホの出荷は依然として好調で、2018年のスマホ出荷台数はすでに2億台を超え、サムスンが維持してきたシェア1位の座に迫りつつあるという。一方のサムスンは2018年第3四半期の(1―9月期)時点ですでに2億2300万台前後を出荷しており、本格的な勝負はやはり来年ということになりそうだ。
記事は「サムスンは世界的に有名なブランドで、西洋諸国において一定の影響力を持っているが販売数はやや減少している。一方でファーウェイはほぼ完全に西洋と米国といった市場を捨てている。もし、ファーウェイが来年サムスンを王座から引きずり下ろせば、2019年は間違いなくスマホ業界にとっては『興味深い』年になるはずだ」と論じた。(翻訳・編集/川尻)
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