日本の「麻雀博物館」所蔵品3万点、オークションで発祥の地へ帰る―北京市

Record China    2012年11月29日(木) 12時11分

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25日、中国・北京市で、日本の千葉県にある「麻雀博物館」の高橋一平館長と同市の競売企業は、オークションに関する取り決めで合意したと明らかになった。資料写真。

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2012年11月25日、中国・北京市で、日本の千葉県にある「麻雀博物館」の高橋一平館長と同市の競売企業は、オークションに関する取り決めで合意したと明らかになった。27日付で中国新聞社が伝えた。

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オークションは今年12月に北京市で行われ、約3万点の所蔵品が出展される。オークション価格は16億円からスタートするという。

「麻雀博物館」公式サイトの紹介によると、麻雀は1850年前後、中国の浙江省寧波市で現在の形に考案された。明治時代末の1909年に中国から日本に渡り、昭和の初め、終戦直後、そして昭和40年代にブームが起きた。すでに100年以上の歴史がある。この間、麻雀は日本で広がり、今や老若男女が楽しめる大衆性の娯楽となっている。現在麻雀人口は2000万だといわれている。

世界孔子協会会長の孔健(コン・ジエン)氏によると、「麻雀博物館」の創始者である野口恭一郎氏は亡くなる前に、「麻雀は中国から来たもの、いずれ博物館の所蔵品を中国に戻してほしい」と話していたという。(編集/内山)

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