校庭にそびえる築400年の塔、倒壊の危機は授業にも影響―陝西省西安市

Record China    2012年11月30日(金) 9時16分

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27日、中国・陝西省西安市にある学校の校庭内には、今にも倒れそうな塔がそびえている。同市の関連部門によると、現在塔は傾きが進行しておらず安定している。早ければ12月にも改修作業が始められるという。

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2012年11月27日、中国・陝西省西安市にある学校の校庭内には、今にも倒れそうな塔がそびえている。人民ネットが伝えた。

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塔の名前は「万寿寺塔」で、明代(1368〜1644年)の年号、万暦(1573〜1620年)の時期に建造された。高さ22mで、西安市の保護遺産に指定されている。400年以上の歴史を持つ同塔だが、1960、70年代から地盤沈下が確認されている。

2011年5月末に同市で続いた大雨が影響したのか、学校関係者は傾きが進行していることに気が付き、すぐに市に連絡した。その後、市の関連部門は塔を鉄材で支えるなどの応急処置を施した。

これにより学生たちは塔の周辺で運動することができなくなり、体育の授業や課外活動などに影響を与えている。同市の関連部門によると、現在塔は傾きが進行しておらず安定している。早ければ12月にも改修作業が始められるという。(翻訳・編集/内山)

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