映画「ライフ・オブ・パイ」のアン・リー監督、フランス芸術文化勲章を授与―台湾メディア

Record China    2012年11月29日(木) 17時34分

拡大

27日、台湾出身の映画監督アン・リー氏が、フランス文化省から芸術文化勲章を授与された。写真はアン・リー監督。

(1 / 8 枚)

2012年11月27日(現地時間)、台湾出身の映画監督アン・リー(李安)氏に、フランスの芸術文化勲章が授与された。28日付で台湾のNOWnews(今日新聞網)が伝えた。

その他の写真

最新作の「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」が世界的大ヒットとなったアン・リー監督。同作品は多くの国で興行成績1位を獲得した。フランスのフィリペッティ文化大臣は、同省の芸術文化勲章(第3等級のシュヴァリエ)をアン・リー監督に授与するとともに、同監督の作品について「言葉の壁を越えて世界中の人々に感動を与え、まるで清流のよう」と絶賛した。

海外メディアもアン・リー監督の作品を「独特のスタイルを持ち、異なる民族や文化を有する人々に対し、映画を通じて誤解や障壁を解くことができた」と評価。「商業的にも芸術的にもバランスがとれた作品で、『すべての人が持つそれぞれの権利』を守ろうとしている」と称賛した。

フィリペッティ文化大臣はリー監督の出身地・台湾についても「豊かな文化のるつぼ」とたたえ、「フランスの観客はリー監督の心を深く愛している。それは国宝級の俳優であるジェラール・ドパルデューが『ライフ・オブ・パイ』において、喜んで脇役を演じたことからも理解できるはずだ」と語った。(翻訳・編集/本郷)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携