2012年11月28日、中国の陳徳銘（チェン・ダーミン）商務部長（商務相）は、中国のビジネス誌「財経」の年次フォーラムで、「厳しい国際情勢に直面する中、政府はマクロ調整による安定成長の強化などの面で、積極的な効果を挙げている。今年第1〜3四半期（1〜9月）のGDP成長率は7．7％に達し、通年目標7．5％の達成が確実になった」と指摘した。京華時報が伝えた。

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陳氏は、「今年の世界経済は低迷・混乱に陥り、新興市場が深刻なインフレ圧力に直面し、経済成長率が大幅に低下した。世界貿易総額の増加率も2．5％のみで、昨年より2．5ポイント低下し、過去15年間の平均6％のペースを大きく下回った。経済協力開発機構もまた、世界経済は今後2年間にわたり低成長を維持すると予想した」と説明。

その上で、「外部需要が低迷する中、中国政府はWTOの規則を順守し、海外貿易の安定成長を促す一連の政策措置を適時実施し、海外貿易が安定成長を維持した。今年1〜10月の輸出入総額は、前年同期比6．3％増の3兆2000億ドル（約262兆7160億円）に達した。今年第1〜3四半期のGDP成長率は7．7％に達し、通年7．5％以上の目標達成が確実となった」と述べた。（提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/内山）