2012年11月30日、人民網は記事「なぜ中国は女性の政治リーダーが欠けているのか？深く考えるべき」を掲載した。

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今年の中国共産党第18回全国代表大会（十八大）において、孫春蘭（スン・チュンラン）、劉延東（リウ・イエンドン）の2人が中央政治局委員に当選した。女性2人が同時に政治局委員に昇進するのは今回が初めて。

しかし25人の定員から見れば10分の1にも満たない数だ。引退した委員を含めても女性の政治局委員はわずかに6人しかいない。現在の中央委員205人のうち女性はわずかに10人だけ。女性の省委書記は歴代で3人、省長は4人しかいない。

国連は女性議員の比率を30％以上にするよう呼び掛けているが、中国は遠く及ばない。中国共産党は女性官僚の比率を上げるよう呼び掛けているが、効果は上がっていない。それはなぜだろうか？ある専門家は男尊女卑、女性は家庭という伝統文化の影響だと指摘する。男性と比べて女性の出世にはより多くの努力が必要となるのが今の中国社会だ。（翻訳・編集/KT）