Record China 2018年12月12日(水) 16時20分
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東京千代田区の靖国神社で新聞紙に火をつけたとみられる中国人の男が逮捕された事件が中国でも伝えられ、ネット上をにぎわせている。写真は微博より。
東京千代田区の靖国神社で新聞紙に火をつけたとみられる中国人の男が逮捕された事件が中国でも伝えられ、ネット上をにぎわせている。
報道によると、12日午前7時過ぎ、靖国神社の境内で新聞紙が燃えるぼや騒ぎがあった。駆け付けた警視庁の捜査員が、近くにいた中国人の郭紹傑容疑者を建造物侵入の疑いで逮捕。ぼやとの関連についても調べている。現場には郭容疑者のほかに女性1人がいたという。
中国共産党系の環球時報は、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウントで「中国人の男が靖国神社前で新聞に火をつけ南京大虐殺に抗議し逮捕される」と投稿。日本の報道を引用する形で、郭容疑者が「南京事件」に抗議する旗などを所持していたことを伝えた。
事件に対する中国ネットユーザーの反応は比較的冷静で、「歴史を深く刻むという出発点は良いが、行動は狂ってる」「旗を掲げて抗議するだけなら良いが、火をつけるのは理性を欠いている。相手を道徳的に優位に立たせてしまう」「他国の法律法規は遵守しましょう」といった声が大勢を占めた。
靖国神社では、11年に中国人の男が放火したほか、13年には韓国人の男が放火目的で侵入、15年にも韓国人の男がトイレに発火装置を置くなどの事件が起きている。(翻訳・編集/北田)
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