「日本製品でも買って気分転換しよう」とSNSに書き込んだ女性、会社をクビに―中国

Record China    2018年12月14日(金) 15時20分

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13日、頭条新聞は中国版ツイッターの公式アカウントで、南京大虐殺を追悼する「南京市国家公祭保障条例」の施行当日、1人の女性が会社をクビになったと伝えた。写真は当日の南京。

2018年12月13日、頭条新聞は中国版ツイッター・微博(ウェイボー)の公式アカウントで、南京大虐殺を追悼する「南京市国家公祭保障条例」の施行当日、1人の女性が会社をクビになったと伝えた。

女性はSNSに「みんな黙とうしていてびっくりした。日本製品でも買って気分転換しよう」と書き込み、他のネットユーザーの怒りを買ったという。勤めていた会社は「不適切な発言をした」として女性を解雇したことを明らかにした。

この報道に、多くの中国ネットユーザーがコメントを書き込んでいる。

「こんな知性のかけらもないような人は、どの企業も必要としないだろう」

「知性以前に、そもそも国家意識が欠如している」

「言論の自由には必ず責任がつきまとう。拘留すべきだ」

「中国の国産品を買って気晴らしするのが正しい」

「何を買うかは自由だけど、わざわざこの日を選んで発言すべきではない。タイミングが悪かったね」

「精日とは限らない。ただ目立ちたかっただけかもしれないが…」

「こんなふうに解雇してこの会社は労働法的に大丈夫なのか?」

「国家公祭条例を知らないの?」

一方、不用意な発言が思わぬ騒動を引き起こし、法的にも社会的にも制裁の対象となってしまうことに不安を覚える人も少なくない。

「タイムラインの書き込みにまで気をつけなければならないとは…恐怖だ」

「これこそ筆禍事件だ!どんどん恐ろしい社会になる。不安しか感じない」

「タイムラインも公共の場なのか。不用意な書き込みはもうできないな」

「タイムラインでも監視し合う時代になってしまった…」

「今は左派気分で喜んでいる人もきっと後悔するだろう」

「愛国を名目に筆禍事件がひどくなる一方だ。今は喝采していても、きっと後悔する日が来る」(翻訳・編集/岡田)

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