2012年12月3日、網易財経によると、日中関係のこれ以上の悪化がなければ、中国における日本車の販売はすでに底を打った状態だと業界関係者は見ている。自動車専門サイト「蓋世汽車網」が最新の調査を発表した。

【その他の写真】

「中国国内の日系自動車の販売はすでに底を打ったか」という調査で、業界には楽観的な見方をする人の割合のほうが高く、業界関係者の半数が「すでに底を打った」と見ていることが明らかとなった。「さらに下降する余地がある」と見ている人は37％、残り約13％は判断するには時期尚早だとして「わからない」と回答した。

底を打ったと見る人が多く、一部メーカーは状況が好転しつつあるものの、上昇に転じるペースは今後も日中関係の影響を受けると見られている。また、早期に回復する好材料はなく一定期間にわたって現在のような状況が続くものと見られ、業界関係者は日中関係には依然として不確定要素があり、短期間に8月以前の水準に回復するのは困難だと指摘している。（翻訳・編集/岡田）