Record China 2012年12月5日(水) 20時10分
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4日、中国のインターネットでは12月に入り、「2012年12月21日に世界最後の日が来る」というマヤの終末予言が盛んに取り沙汰されているという。写真は中国のマイクロブログ・新浪微博の画面。「マヤ」のキーワードで表示された検索結果。
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2012年12月4日、米ブルームバーグは「2012年が終わりに近づき、中国のネットユーザーは終末論を語る」と題した記事を掲載した。環球網が伝えた。
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12月1日、「瑪雅(マヤ)」の2文字は中国のマイクロブログ・新浪微博の人気検索ワードに浮上。ここ数年、中国のネットユーザーは「2012年12月21日に世界の終わりが来る」というマヤの予言を話題にしてきた。3日になると、「世界の終末」は新浪微博で2番目に人気のキーワードになり、毎秒ごとにマヤに関するさまざまな情報が書き込まれるほどだ。
中国のネットユーザーがマヤの予言を信じているのか、あるいは面白がっているだけなのか判断することはできないが、おそらく多くは後者の方だろう。ネット上には「もしマヤ暦が正しいなら、カードローンの返済はやめよう」「期末試験の勉強はやめよう」といった書き込みが続く。
この100年間、あらゆる悲劇や災難を経験してきたことから、悲観的な考えが中国人の体に染みついている。前出の新浪微博で120万人以上のフォロワーを持つアカウント「神秘なマヤ予言」は、まさにそれを証明している。また、新浪微博で行われた投票結果によると、3404人のユーザーが「マヤの予言は正しい」と信じており、「正しくない」と答えたユーザーはわずか1464人。中国西部のある地方では、定年退職した元建築業者が預金をはたいて「方舟」を建設し、予言にある大洪水の発生に備えたという。地球最後の日を逆手に取る商売も出現した。広東省のホンダ販売代理店は、新浪微博に「地球最後の日、あなたはどの車に乗って逃げますか?」と書き込んだ。
河北省滄州市仏教協会会長の延参(イェンシェン)和尚は、「世界の終りの日をどう過ごせばよいか?」というユーザーからの質問に「世界最後の日を祝い、にぎやかに過ごせば、それが新しい祝祭日になる」と回答した。いずれにせよ、12月21日になればすべてがハッキリするだろう。(翻訳・編集/本郷)
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