「マンションより高い」墓地バブル、規制へ―広東省東莞市

Record China    2007年3月26日(月) 1時18分

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墓地分譲価格の高騰が続く広東省東莞市。物価局と民生局は、4月1日より標準価格を設定し、高騰を抑える規制を実施する。

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広東省東莞市では墓地分譲価格の高騰が続いている。高騰ぶりは墓地バブルといえるほどで、最高額は1平方メートル当たり1万8000元(約27万円)。亡くなった人が生きている人よりも高い「家」に住むという、なんとも皮肉な現象が起きている。2007年3月21日、茶園山公墓で撮影。

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分譲墓地には公益事業と営利事業の二種類がある。公益墓地は市民限定の墓で、1万元(約15万円)くらい。営利墓地の価格は自由設定で、市場の需供により価格変動する。茶園山公墓は4〜5万元(約60〜75万円)くらいが一般的だが、風水的にいい場所では10万元(約150万円)の高値がつくものもある。

そこで市の物価局と民生局は、4月1日より高騰を抑えるための規制を実施する。規則では、墓穴費、石碑費、サービス料の基準額を設け、そこから50%以内の値上げを認める。下限は設定せず、販売価格は墓穴の面積をもとに計算することを定めた。

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