Record China 2012年12月7日(金) 11時50分
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2012年12月、台湾にとどまらず中国語圏全体で絶大な人気を誇るアーティスト、ジェイ・チョウが、「K-POPをつぶそう」との発言をして話題になっている。写真は中国の大学生が制作した「江南スタイル」のMAD(パロディー)映像。
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2012年12月、台湾にとどまらず中国語圏全体で絶大な人気を誇るアーティスト、ジェイ・チョウ(周杰倫)が、「K-POPをつぶそう」との発言をして話題になっている。
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ジェイは先日、北京で行われたある音楽アワードに出席した際、「『江南スタイル』もおもしろい曲だけど、中国語の楽曲は負けてないよ。韓流に追いつかれないよう、僕たち音楽人たちは力を合わせようよ。『江南スタイル』はもういらない」と発言した。「江南スタイル」はご存知の通り、今年世界中でスマッシュヒットを飛ばした韓国の歌手PSY(サイ)の楽曲。また、ジェイは中国の古典的な音楽要素や世界観を取り入れた“中国風”という独自の作風で知られる。
これを受けて、“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイトでは、「K-POP打倒に賛成?反対?」というアンケートが行われた。7日午前9時現在、賛成票は9万1912票、反対票は2万2248票となっている。賛成が圧倒的優勢だが、反対意見にもナルホドと納得できる理由がある。以下は両者の代表的な意見。
■賛成派
「『江南スタイル』っていいかな?振り付けもひどく低俗だし…」
「『江南スタイル』は別にいいと思う、娯楽的には大衆を魅了したわけだし。でも、あそこまで騒ぎ立てるほどのものではない」
「何にしても、まずは自分自身を磨くことが大事。そして、他者の優れた点も学ぶべき。それにしても、『江南スタイル』はあまり上品とは言えないね(=学ぶ点は見当たらない)」
「中国人にはなんで、ガツンとヒットするダンスチューンがつくれないのだろうか」
「一部の国民は団結を嫌い、愛国精神を発揮していない。こうした小さなことから愛国心を表現していくべきだと思う」
■反対派
「世界的にヒットした曲だもん、華流がどうこう言う世界とは別次元では」
「はやるからには、一定の理由があるものだ。大衆が好む音楽をつくる努力をする、それに尽きると思う」
「音楽もボイコット?心が狭いな」
「音楽に国境はないとさんざん言われているじゃないか?K-POP打倒って、なんで今さら?この20年間、邦楽には大したヒットがないけれど、それはK-POPのせいじゃないよ」
「こういうヒット曲は放っておいてもいずれすたれるさ」(翻訳・編集/愛玉)
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