違法炭鉱での爆発事故、全員の遺体を回収―山西省晋城市

Record China    2007年3月24日(土) 3時27分

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2007年3月23日、山西省晋城市の苗匠炭坑ガス爆発事故の救援隊は坑道内で最後の1名の遺体を回収した。これで、事故発生当時に坑道にいた21名の労働者すべての死亡が確認されたことになる。(資料写真)

2007年3月23日、山西省晋城市の苗匠炭坑ガス爆発事故の救援指揮本部の発表によると、23日11時半、救援隊は坑道内で最後の1名の遺体を回収した。これで、事故発生当時に坑道にいた21名の労働者すべての死亡が確認されたことになる。

この事故は、18日午後6時半に発生したもの。事故がおきた苗匠炭坑は安全基準を無視した違法な生産活動を行っていた。また事故発生後、関係部門に事故を報告しないばかりか、さらには隠蔽しようとさえしていた。そのため、救援活動は少なくとも44時間は遅延することになった。

現地の公安部は事故を隠蔽しようとした容疑で炭坑関係者11名を逮捕している。また晋城市城区と西上荘弁事所の関係者はすでに解雇されている。現在救援活動は終了したが、事故の調査と今後の改善策の検討が進められている。(翻訳・高口康太/編集・佐々木康弘)

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