Record China 2018年12月18日(火) 15時50分
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中国紙・武漢晨報は17日、卓球のワールドツアー・グランドファイナルで中国が金メダル1個に終わったのに対し、日本は2個を獲得したことについて、「劉国梁はうそをついていなかった」と伝えた。
中国紙・武漢晨報は17日、卓球のワールドツアー・グランドファイナルで中国が金メダル1個に終わったのに対し、日本は2個を獲得したことについて、「劉国梁(リウ・グオリアン)はうそをついていなかった」と伝えた。
韓国仁川で開催されたITTFワールドツアー・グランドファイナルは16日に閉幕。日本は男子シングルスで張本智和が史上最年少優勝を飾り、女子ダブルスでは「みまひな」こと伊藤美誠・早田ひなペアが優勝を果たした。
一方、中国は今大会、男子ダブルスと混合ダブルスにはチーム事情でエントリーせず。出場した男子シングルス、女子シングルス、女子ダブルスの3種目のうち2種目で日本に敗れ、金メダルに届かなかった。
記事は「全種目で金メダルを獲得するどころか、金メダル数で日本に超えられた」としたうえで、中国卓球界のレジェンドである卓球協会の劉国梁会長がこうした状況を予見していたと紹介。劉副会長は12月初め、中国チームの成績に明らかな波と下落傾向があるとし、「前例のない厳しい状況に直面している」と指摘していた。
記事は「彼の言葉は決して大げさではなかった。中国卓球界は数十年にわたって『オオカミが来るぞ』と言い続けてきたが、今回は本当に来た」とし、「張本はわずか15歳。今後、彼のレベルは間違いなくまだ伸びる。そして、女子の最大のライバルである伊藤美誠もまだ18歳。2年後の東京五輪で中国が受ける挑戦は、今大会よりもさらに大きくなることは想像に難くない」と危機感を示した。
日本の若手選手の着実な台頭が、「王者」中国を脅かしている。(翻訳・編集/北田)
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