Record China 2018年12月19日(水) 13時50分
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中国外交部の華春瑩報道官は18日の定例記者会見(写真)で、米国のナバロ国家通商会議(NTC)委員長らが中国に構造改革を求める発言をしていることに対し反発した。
中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は18日の定例記者会見で、米国のナバロ国家通商会議(NTC)委員長らが中国に構造改革を求める発言をしていることに対し、「中国人民に対して偉そうな態度で師匠のように臨んではならない」などと反発した。
ナバロNTC委員長は3日、米ラジオ局の取材に応じて、「構造改革問題は非常に重要だ。これにより、われわれの知財権に対する中国の窃盗行為を阻止でき、技術移転の強要や米国の技術を狙ったサイバー窃盗を中止させることができる」などと述べた。
華報道官は同発言に強く反発し、ナバロ氏やナバロ氏と同様の考えを持つ者は、18日に開催された改革開放40周年大会で習近平総書記(国家主席)が行った演説を「真面目に読解することを提案する」と主張。「中華文明は人類史上唯一の、連綿と5000年以上も中断せずに現在まで続いているさんぜんたる文明だ。中国のような5000年以上の文明史を持ち、13億人以上の人口を持つ国が改革発展を進めることについては、金科玉条として信奉してよい教科書はない。中国人民に対して偉そうな態度で師匠のように臨んではならない」と述べた。
華報道官はさらに「何を変えるか、どのように変えるかは、中国の特色ある社会主義制度の完備と発展に合致しているかどうかと、国家の統治体系と統治能力の現代化という総合目標を推進するものであることを根本的な尺度とする。変えるべき、変えられる点は、断固として変える。変えるべきでない、変えられない点は断固として変えない」と述べた。(翻訳・編集/如月隼人)
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