Record China 2019年3月25日(月) 11時20分
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さいたまスーパーアリーナで行われたフィギュアスケートの世界選手権男子シングルで準優勝した羽生結弦が、24日のエキシビジョンで見せた「キス」が中国で大きな注目を集めている。
右足のけがからの復帰戦となった羽生はショートプログラム(SP)とフリーの合計で300.97点を獲得。米国のネイサン・チェン(323.42点)に次ぐ2位だった。中国のファンからねぎらいやけがを気遣う声が上がる中、大きな注目を集めたのは羽生がエキシビジョンで見せた「キス」だった。ピアノ曲「春よ、来い」に乗せた演技後半、羽生は足をクロスしてしゃがみ込むように滑る「ハイドロブレーディング」から両手をリンクにつけ、顔を近づけてそっとキスをした。
中国中央テレビ(CCTV)のニュースサイト・央視網は「このキスが、どれだけの人を感動させたか…」「まるで春風のように、心を温かくした……そう、『春が来た』のだ」などとこのシーンを伝えた。
ネットユーザーの反響も大きく、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)では数万件の“いいね”が寄せられた。コメントには、「このキス、私も感動した」「いちずな愛の表現」「これぞ春。彼だけの、そして世界中への春の贈り物」「王子のキスで美女が目覚めるように、彼のキスで春が目覚めた」「このキスには、彼のフィギュアスケートに対するすべての愛と深い思いが込められている。私が見た中で一番美しいハイドロだった」といった声が並んだ。
また、「彼は美しすぎて人間とは思えない」「優雅さはオオハクチョウが驚くがごとく、美しさは龍が泳ぐがごとく(平昌五輪でCCTVのアナウンサーが羽生の演技を見て発した言葉)」「彼の演技は本当に芸術品。完全に酔わせられた」「すごい。美しくも力強い彼の演技は、視覚的に楽しませてもらえるだけでなく、精神的にも励まされる!」「私は熱烈なファンではないけど、ネーサン・チェンやほかの選手の演技に比べて、羽生の時に滑らかで時に気持ちを全面に出した演技は、その影響力、巻き込む力において誰もかなわない」「多くの試合では点数しか記憶に残らないが、羽生の試合は成績以外に人々の心に深い印象を残す」など、羽生への絶賛が相次いでいる。(翻訳・編集/北田)
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