2018年12月18日、新浪新聞の微博アカウント微天下は、世界経済フォーラムが発表した世界の男女性別差に関するランキングで、中国が昨年よりも順位を三つ落として103位になったと報じた。

同フォーラムが17日に発表した全国性別差報告では、世界149カ国・地域を対象に性差別に対する各種指標を総合してランキング化している。アジアの1位は全体8位のフィリピン。インドが108位、日本が110位、韓国が115位だった。

ランキングで1位になったのはアイスランドで10年連続のトップ。2位以下のトップ10は、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、ニカラグア、ルワンダ、ニュージーランド、フィリピン、アイルランド、ナミビアの順となっている。

このランキングに、中国のネットユーザーは「男女平等の問題がまだ解決できていないってことだね」「北欧はやっぱりすごいね」「中国は女性の政治化や実業家がとても少ない」「社会、特に仕事において男女間にはなおも大きな不公平がある」「中国サッカーのランキングより低いじゃないか」といった感想が見られた。

特に目立つのは「男性の地位が低いからランクが低い」という意見で、「不平等だよ！女性の地位が男性をはるかに超えちゃってる」「男性の地位がどんどん低くなっているから」「家では母親に譲り、嫁さんに譲り、娘に譲る。家での地位は一番下だ」などと嘆くコメントが多数寄せられている。（翻訳・編集/川尻）