Record China 2019年1月7日(月) 11時40分
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7日、韓国・ヘラルド経済によると、日本の海上自衛隊のP1哨戒機が韓国の駆逐艦からレーダー照射を受けた問題で、韓国国防部が近日中に反論動画の日本語版などをインターネット上に公開することが分かった。写真は海上自衛隊のP1哨戒機。
2019年1月7日、韓国・ヘラルド経済によると、日本の海上自衛隊のP1哨戒機が韓国の駆逐艦からレーダー照射を受けた問題で、韓国国防部が近日中に反論動画の日本語版などをインターネット上に公開することが分かった。
同部は4日、日本の主張に反論する内容の映像の韓国語版と英語版をYouTubeに掲載し、閲覧回数が200万回を超えるなど大きな注目を集めていた。近日中に日本語版、中国語版、ロシア語版、フランス語版、スペイン語版、アラブ語版を掲載する予定だ。6カ国語の動画を同時に掲載することで広報効果を高めたい考えという。同部は動画で「駆逐艦は日本の哨戒機に火器管制レーダーを照射していない」と繰り返し主張している。
韓国政府は日本に対し、P1哨戒機が探知したというレーダー照射の周波数の情報の公開と、事態収拾のための実務協議の開催を求めている。一方、日本政府は「P1哨戒機が収集した周波数データは機密」として、情報公開にも協議にも応じていない。これを受け、韓国では「日本がわざと事態を大きくしている可能性がある」と指摘する声が出ているという。記事は「正式な軍隊を持たない日本は最近、憲法改正をして軍隊を保有しようとしており、そのためには外部の敵が必要となる。以前は北朝鮮の核で十分だったが、北東アジアの情勢が急変したため日本としては多様かつ新たな脅威が必要になった」と説明している。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「韓国政府はよくやっている。弱気になったら駄目。日本が謝罪するまで攻め続けよう」「もっと多くの言語で作成し、公開するべきだ」「最高の効果を生み出すのは真実だけ!」など韓国政府を支持する声が相次いでいる。
また日本政府に対し「日本内部の問題を外部の問題で隠そうとしているのでは?」「日本も証拠を偽造するならレベルの高いものを作らなきゃ。今の韓国政府はこれまでの無能な政府とは違う。国際世論戦でも負けないよ」との声も。
一方で「最終判断を下すのは米国。どうせ韓国が悪かったことになる」「また反日で支持率を上げようとしている」「国防部が公開した映像は少し違和感がある。最大限客観的に作成するべきなのに、まるで映画のような構成。日本に見せるためのものではなく韓国国民の感情に訴えかけている印象だ」などと指摘する声も寄せられている。(翻訳・編集/堂本)
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