Record China 2018年12月24日(月) 11時30分
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中国のスポーツメディア・騰訊体育は23日、フィギュアスケートの全日本選手権女子シングルの結果を報じ、「日本女子の勢いはすさまじい」とそのレベルの高さに感嘆している。
23日に行われたフリーでは、ショートプログラム(SP)で5位と出遅れた紀平梨花が155.01点をマークし、トータル223.76点を獲得。大逆転優勝も見えたが、それを上回ったのが最終滑走の坂本花織だった。SPで2位につけていた坂本は、フリーで152.36点のパーソナルベストを出し、トータル228.01点で優勝した。SP首位の宮原知子は223.34点で3位だった。
記事はトップの3選手についてそれぞれ解説。3位の宮原について、「彼女の特徴と言えば、安定した演技だが、味わいが欠けることも」と指摘。全日本選手権5連覇を逃したことについて、「日本全体にとっては祝福すべきことかもしれない。なぜなら、日本女子シングルは周囲がうらやむほどの(選手層の)厚さがあることが証明されたからだ」とした。
紀平については、「グランプリファイナルで平昌五輪チャンピオンのアリーナ・ザギトワを破り、『浅田真央の後継者』に急浮上した」とし、「自身が浅田の後継者であることを証明するには、今後の大きな大会で結果を出し続けなければならない。今回の全日本のSPでシューズによって正常に実力を発揮できないというようなことはあってはならない」とした。
また、坂本の優勝については「意外」と指摘。「(坂本は)日本女子シングルでは微妙な存在。平昌五輪の出場枠に滑り込んだものの、本番では目立ったパフォーマンスは見せられなかった」とした。しかし、「大舞台に強い彼女が突然、戻ってきた。今回の坂本からは幼さが消え、女性の魅力や覇気が備わっていた」とし、「こうなってくると、彼女が浅田真央の後継者争いから脱落したとは断言できなくなった」と称えた。
記事はこのほか、ここまで思うような成績が残せていない本田真凜についても、「平昌五輪の代表に落選した後、迷いがあったが、最近はメンタルが強くなった」「彼女もまだ頑張っている」と紹介。日本女子の覇権争いが激しくなっていることを伝えた。(翻訳・編集/北田)
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