人民網日本語版 2018年12月26日(水) 18時10分
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中国科学院合肥物質科学研究院への取材によると、同研究院安徽光学精密機械研究所が開発した高分5号衛星に搭載されているコアペイロード、大気微量ガス階差吸収分光計、大気主要温室効果ガスモニター、大気煙霧質多角度偏光検出器が軌道上テストの総括・審査を終えた。
中国科学院合肥物質科学研究院への取材によると、同研究院安徽光学精密機械研究所が開発した高分5号衛星に搭載されているコアペイロード、大気微量ガス階差吸収分光計(EMI)、大気主要温室効果ガスモニター(GMI)、大気煙霧質多角度偏光検出器(DPC)がこのほど、軌道上テストの総括・審査を終えた。科技日報が伝えた。
この3つのペイロードは今年5月9日、同衛星と共に打ち上げられ、5月末までに稼働開始とイメージングに成功した。EMIは軌道上の紫外・可視帯スペクトル分解能が中国で最も高いペイロードで、大気微量ガス二酸化窒素などの世界的な分布状況を中国のために初めて取得した。GMIが取得した温室効果ガススペクトルデータは、世界の同類衛星「GOSAT」などの観測結果と一致した。DPCはマルチスペクトル、多角度偏光画像を取得し、世界の陸地・海洋上の煙霧質光学的厚さ製品及び雲の熱力学的位相回復製品の反転に成功した。これは軌道上で業務化運行している、偏光技術により煙霧質を観測する世界で唯一の衛星リモートセンサーだ。(編集YF)
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