カナダ国民拘束に仏側が懸念を表明 外交部のコメント

人民網日本語版    2018年12月26日(水) 18時10分

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フランス外務省が先日、中国側によるカナダ国民拘束に懸念を表明したことに注目が集まっている。

フランス外務省が先日、中国側によるカナダ国民拘束に懸念を表明したことに注目が集まっている。これについて外交部(外務省)の華春瑩報道官は25日の定例記者会見で「フランス側の声明について、中国側は断固として拒絶し、反対する。われわれはカナダ側、フランス側、その他カナダ側のいわゆる同盟国のいずれもが、独立して事件を処理する中国の司法機関の権力を尊重し、中国の司法主権を尊重することを望む」と述べた。外交部ウェブサイトが伝えた。

【記者】フランス外務省は今週月曜日、中国側によるカナダ国民拘束に懸念を表明し、このカナダ国民に公正な待遇を与えるよう中国側に促す声明を発表した。これについてコメントは。カナダ国民拘束に関して最新の進展はあるか。

【華報道官】中国側関係当局によるカナダ人2人に対する法に基づく強制措置と行政処罰に関して、われわれはすでに状況を説明した。言及されたフランス側の声明について、中国側は断固として拒絶し、反対する。中国側関係当局は中国の国家の安全に危害を加えた疑いでカナダ国民を法に基づき拘束した。一方、カナダ側は米側の要請に応じて中国企業幹部を不法に拘束したのであり、両者は性質が異なる。

われわれはカナダ側、フランス側、その他カナダ側のいわゆる同盟国のいずれもが、独立して事件を処理する中国の司法機関の権力を尊重し、中国の司法主権を尊重することを望む。(編集NA)

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