Record China 2012年12月15日(土) 20時12分
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11日、ハフィントン・ポストは記事「中国、“もう一つ”のイノベーション不足」を掲載した。中国外交がなぜ狭隘で硬直的なのか、その原因は教育にあると評している。写真は北京市の外交学院。
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2012年12月11日、ハフィントン・ポストは記事「中国、“もう一つ”のイノベーション不足」を掲載した。12日付で環球時報が伝えた。
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中国経済にとってイノベーションの欠如、すなわちオリジナルの新技術が不足し、パクリばかりが出回ることが長期的な危機になると見られている。そうしたイノベーションの不足は何も経済分野だけではない。外交政策にも共通する。国際関係、外交環境は日々変化するのだが、中国はそれに対応するための知恵が不足している。
中国にはなぜイノベーションが欠如しているのか。教育が原因だと言われているが、外交においても共通するようだ。昨年、中国外交学院で授業する機会があった。外交官の卵たちは詰め込み型の暗記教育は優秀だったが、その考えは狭隘で硬直的だった。
例えばスーダンへの投資について。国際社会の反対の中、唯一中国だけが投資を続けることについてどう思うかと聞いたところ、ある学生は「中国は他国の内政に干渉しない政策だ」と回答した。「その中国の政策をどう評価するのか」と尋ねたところ、「これは母国の政策です。私は愛国者だから支持します」と当惑しながら答えていた。
中国の教育は政界を暗記するばかりで、独自の発想を伸ばすことを許さない。その弊害が外交政策にまで反映しているのだ。(翻訳・編集/KT)
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